2010/12/30

Best Albums 2010 / No. 20-6

昨日に続いて、今日は20番目から6番目まで。ひとことレヴューみたいなものも書いてみようと思う。あ、総論めいたことは全部出してから書くつもり。

2010/12/29

Best Albums 2010 / No.50-21

ためしに、今年の50枚を選んでみた。当然のことながら偏っているし、順位はそれほど重要ではないのだけれど、ざっくりと30枚、15枚、5枚くらいのグループに分けて並べてみる。

まずは50番目から21番目までの30枚。

2010/12/23

Canyons

Myspace

Modularからシングルをリリース、来年アルバムを控えているらしいオーストラリア出身のデュオ。メンバーはRyan GrieveとLeo Thomson。以前DFAからEP出したこともある。

2010/12/08

Sound of 2011

毎回、わりと楽しみにしている。


Myspace

BBC Sound of 2011のロングリストが出た。バンドが少ねえ〜。

http://www.bbc.co.uk/music/soundof/2011/artists/

* James Blake
* Anna Calvi
* Daley
* Esben & the Witch
* Jessie J
* Clare Maguire
* Mona
* The Naked & Famous
* Nero
* Jai Paul
* The Vaccines
* Warpaint
* Jamie Woon
* Wretch 32
* Yuck

Jai Paulとか、残るのか?

Jai Paul "BTSTU"

2010/12/07

Bo Ningen

Bo Ningen / Bo Ningen
Amazon.co.jp

やっと届いたBo Ningenのアルバム。いま聴いている。やばいよ、こんなの聴いたら眠れなくなっちゃうよ。Bo Ningen、No Braとか人間椅子にならんでバンド名付けた時点で勝ちという感じだけど、日本でも絶対いける。どこかのレーベルでやってくれないかなあ。


レビューはあらためて。

2010/12/05

Review: Twin Shadow "Forget"

Myspace
Official Website

ドミニカ共和国出身〜ブルックリン在住の26歳、George Lewis Jr.によるプロジェクト、Twin Shadow、4ADからのデビュー・アルバム。Grizzly BearのChris Taylorがプロデュースとミックスで参加している……とくれば、何となく音の傾向は予想がつきそうだが、一筋縄ではいかない。サウンド自体はいわゆるGlo-Fiにも通じるひねくれディスコ・ポップといった感じなのだが、そのひねくれ具合がただごとではないのである。リード曲としてフリー・ダウンロードも行われていた"Slow"のMorrisseyみたいな声にのけぞり、These New Puritansかというくらいダークかつ幻想的なイントロから始まるアルバムのオープニング・トラック"Tyrant Destroyed"で描き出されている美意識にも驚いたのだが、続く2曲目"When We're Dancing"でそのヤバさにはっきりと気がついた。このメロディ、ABBAなのだ。あの"Dancing Queen"の老若男女を問答無用でトラボルタ化させる必殺のメロディをピッチのずれたシンセに乗せて、しかも白いタンクトップを着たFreddie Mercuryのゴーストのような声で、Georgeは歌う。かっこいい曲というよりは、あからさまなまでに挑発的。何に対する挑発かといえば、ChillwaveやらGlo-Fiやらの名を借りた、80sでディスコな雰囲気モノに対する挑発だ。

2010/12/03

Baron Bane

Myspace
Official Website

Baron Bane:
Ida Long
Steven Lindau

Martin Monleur

Gaffa Rousseau

Pudas Bordeaux

スウェーデンの5人組。ハイ・アートなコンセプトをもったエレクトロニカで、ヴィジュアルにも相当力をいれているらしい。曲によってはかなり重たいものもあるけど、紅一点Idaの声ですべてが聖化されるような美しさがある。これまでにシングルやEPをいくつか出してきていて、もうすぐアルバムが出るということだけれど、いまのところ情報はない。

2010/11/28

Dark Horses

Myspace
Official Website

Dark Horses:
Lisa Elle
Andy Bang
Bobby Waterson
Dom Keen
Stevie Ingham
Tommy Chain


スウェーデン出身のヴォーカリスト、Lisa Elleを中心とした6人組。Black Rebel Motorcycle ClubやKasabianのサポート・アクトを経験済み。Death in VegasのRichardによるプロデュースで来年アルバムをリリースする予定のようだが、それに先駆けてデビュー・シングル"Alone"がリリースされる(11月29日)。

2010/11/26

IO Echo


IO Echo / Doorway

IO Echo / Addicted

LA出身の男女デュオ。これまでに2枚のシングルを配信でリリースしていて、IAMSOUNDからImaad Wasifとスプリット7inch(LAをテーマにしたシリーズのひとつ)もリリースしているが、どうやら現在の活動の拠点はロンドンに置いているらしい。その"When Lillies Die"が素晴らしい。ヴォーカルに浮遊感があって、音は相当カタいのに、全体としてポジティヴになっている。ちゃんと「ポップ」に向かっている。"Monsters"なんか聴いても、かなり。CMとかに使われるのもだからなのかもしれない。

2010/11/23

Review: How to Dress Well "Love Remains"


How to Dress WellことTom Krellは、ドイツ・ケルンの大学で哲学を学ぶ学生。目下の研究対象はポスト・カント哲学だという。ブルックリンとケルンを行き来しながらベッドルーム・ミュージックを作り、2009年秋の"The Eternal Love"以降6枚の自主EPとしてウェブにアップロード、次々とリリースしてきた。初のコマーシャル・リリースはTransparentからの7インチ"Ecstasy with Jojo"、その後Lefseからリード・シングル"Ready for the World"とともにリリースされたのが、このフルレングス・アルバム"Love Remains"ということになる。

2010/11/20

The Flaming Lips, Zepp Tokyo, 2010.11.17


Mewとのカップリング・ツアー、東京初日。

20時30分過ぎ、サウンドチェックのときからギターを持って歌ったりしていたウェイン・コインが、マイクを手にする。ショウが始まる前の「諸注意」だ。通訳を介して観客に与えられた注意は、ひとつには、スペースバブル(ウェインが中に入ってオーディエンスの上を歩く、透明の球体というか、巨大なビーチボールというか)でみんなの上を歩くので、支えあって協力してほしいということ。もうひとつには、今日のショウでは強烈なストロボライトを使うので、気分が悪くなったりした場合は、ライトを見ないようにしてほしいということ。ウェインは前にここ日本で「ポケモンショック」なる事態が発生したことを知っているのだろうか(知っているわけない)。

2010/11/18

How to Dress Well

遅ればせながら、How to Dress Wellのアルバム"Love Remains"を買った。まだざっと聴いただけだが、泣けてくる。何だろう、この感覚は。待っていたもののような気もする。

近々レビューするつもり。





How to Dress Well / Love Remains
Amazon.co.jp

アメリカの大学生によるひとりユニット。ずっとEPを出し続けてきて、ついにアルバム。すでにいろいろなところでいろいろなレビューが出ているけど、確かに語りたくなる音かもしれない。

Soundcloudで音源試聴可能。

それから、今日はThe Flaming Lipsを見てきたので、それについても何か書くと思う。すばらしく幸福で力強いライブだったけれど、一方で彼らの役割とは何かと考えたときに、それはもはや終わりを迎えつつあるのではないか。というようなことを考えた。

2010/11/15

Mirrors

Myspace

UK・ブライトンからの4人組、Mirrors。元Mumm-raのメンバーのNooとTateが中心のプロジェクト。去年シングル"Look at Me"を自主リリース(その後Pure Grooveから再リリース)。その後シングルを2枚。その最新シングル"Hide and Seek"がJetsetに入荷していた。ちょっとよくできすぎな気もするし、アブナさみたいなものはないけれど、かといってHurtsほど完成されているわけでもない。でもこの"Hide and Seek"については絶妙なバランスで、何よりメロディがツボ。Mumm-raはあっという間に終わってしまって、音としてはこっちのほうがより早く燃え尽きそうな気もするが、果たして(笑)。リリース元はSkint Entertainment、ってFatboy Slimのとこだ。

2010/11/14

Minks


Captured Tracksから出てきた、ブルックリンの新鋭。Wild NothingとかViolensとかCloud Nothingsとか、New Waveのどんよりとした空気感のなかにキラっと光るポップのかけらには抗えない。デビュー・シングルの"Funeral Song"はまさにど真ん中。というかThe Cure。セカンド・シングル"Ophelia"はもう少しアコースティック。ライブでは6人編成でやるらしい。

このあたりの美意識のありかたについては、ちょっと分析的に考えてみたい。

2010/11/05

The Rapture



The Rapture @ Japan Fashion Festival

忘れてた。
かっこよかった。
Cheap Trickのコスプレしていた(ハロウィーンだから)。

2010/10/25

Salem / Demontre

Salem

ミシガン出身の3人組。ようやく出たデビュー・アルバム。すばらしい。

2010/10/16

Phantom

気になる。

このPhantomってバンド。
正体はよく分からないが、美意識がしっかりしている。

http://thequietus.com/articles/04897-phantom-smoke-and-mirrors-review

http://www.myspace.com/thisisphantomuk

黒いチェスターフィールドコートが欲しい。

2010/10/14

Mirror Ball

日曜日に行ったUnderworldのライブ@ageHa。

でっかいミラーボールは嫌いじゃない。
あまりにもキラキラしていて、嘘みたいだから。

真っ暗な宇宙に浮かぶ地球みたいだ。
文明とカルチャーの光。
死ぬまで輝き続ける。

Dialog in the Dark


何も見えないけど、見えた。

Dialog in the Dark
http://www.dialoginthedark.com/